2LDKの元!?カレ
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翌週の月曜日。
私は朝から撮影の準備に追われていた。
ラグジュアリーナイトは夜間の撮影になるため、集合時間は遅めの四時に設定した。
私はスタイリストと一緒にロケ用のバスに衣装や必要な機材を積み込んだりしていた。
お茶やお菓子はモデルの好みに合わせたものを用意して準備に余念がない。
予算の都合上、進行表通りに進めるのが私の最大の使命だ。
関係者に向けて再度、集合時間のメールを送信すると、ようやくひと息つくことができた。
今朝から何度も確認した天気予報。今夜、雨は降らないらしい。
バスから降りて空を見上げる。
「いい天気でよかった」
空がやけに高い。澄み切った青に柔らかな雲が浮かんでいる。
「志保子さんお茶どうぞ」
西野くんはそういってペットボトルのお茶を私に手渡してくれる。
「ありがとう」
彼も朝からよく動いてくれている。
昨日の夜も遅くまで起きていたというのに、そうしてあんなに元気なのだろうか。
早目の昼ご飯を食べ終えて返信されてくるメールを確認していると、数日前の日付の未開封のメールに気が付く。
「……え、なにこれ」
件名を見た私は、震える指先でそのメールを開いた。