Summer time



「おい、そこ静かにしろー!」



生徒指導の先生に怒られ、2人で顔を見合わせたあとクスリと笑った



ちょっとでもいい方に行ってればいいんだけどな


それでいつか…
海斗と本当に恋人同士になれたら…



―――――――――……



終業式が始まって一番辛い校長先生の話


しかも立ったまま、この密集して余計に暑い体育館で聞かなくてはいけない



…なんか…変かも…


頭がぼーっとして、くらくらする…


いつ終わるんだろ…?
なんか、立ってられない…


そう思ったら前にいる海斗に手を伸ばしていた



「海斗…」



振り向いた海斗を見たのを最後にあたしは意識を手放した



だけど海斗があたしの名前を呼んでくれているのが、途切れた意識の中で聞こえていた



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