Wonderful DaysⅠ

◇◆◇◆◇◆◇◆



待ち合わせの場所で、彼を待っているつもりでいたのだが……


「───なんで、もういるんだよ」


いつから、そこにいたのか。

約束の時間よりも、かなり早く着いたはずなのに


「……早過ぎだろ」


肝心の相手は既に到着していて。

ロビーラウンジで、優雅に紅茶を飲んでいた。

彼の安全を最優先させる黒服のボディーガード達が周囲を警戒しているせいで、混雑しているはずなのにマークさんの周りの席には誰も座っていないという異様な光景。

見ず知らずの他人だったら、絶対に近づかないだろうな…なんて考えながら進んで行けば


「───久しぶりだな」


俺の姿を捉えた碧眼が、真っ直ぐにこっちを見ていた。




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