Wonderful DaysⅠ
それと入れ違いに姿を現したのは、予想通り白皇の連中だった。
だが、その中になぜか白石の姿は見当たらない。
「……………………」
……おかしい。
いつもなら、あの男が一番に乗り込んでくるはずなのに。
そう考えて周囲を見回していれば、薄暗く静かだった公園はあっという間に騒音で騒がしくなり、園内はバイクのライトで昼間のように明るくなる。
「やっと見つけたぞ、結城ぃ」
「ちょろちょろ逃げ回りやがって!」
白皇の奴らが文句を言ってくるが
「……………………」
既に神威を抜けている俺を、そこまでして追い掛け回す意味が分からねぇ。
何度言っても理解しない連中に、心底うんざりする。
小さく息を吐いて、文句の一つでも返してやろうとしたら
「今日こそ、テメェを叩き潰してやるっ!!」
「やっちまえっ!!」
口を開く前に、一斉に襲い掛かってきた。