朝と夜の狼に。



「んな!これでも気にしてるんだからっ!言わないでよ~!」



少し身を乗り出してクスクス笑う二人に向かって言う。


もぉ~!チビだからってバカにしてっ!


すると夕陽君が頬杖をついて満足そうにこう言った。



「お、やっと敬語じゃなくなったな」


「え?」


「さて、本題に入るか。な、朝陽?」


「そーだな。ほら、こっち来て」



そう言われたのはいいけど、こっちとはどこのことでしょうか……?


まさか……



「おい、早く来い」



二人でソファーの真ん中をポンポンと叩く。



あぁ、やっぱりそこですか……



そこしか座るとこないですもんね……。




「し、失礼します……」



あたしは意を決して二人の間に座った。


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