思い出したい恋心 〜三十路女の甘え方〜


「あっ、ごめんなさい」

「大丈夫?」

「あ、はい、すみません」

「よかった。お疲れ様、香澄ちゃん」


「え…」


誰だ誰だ?この時間に知り合いに出くわすことは滅多にないのに、
と思いながら私を支えてくれた人を確認する。


後ろを振り向くと、この間マリさんの店でオムレツを交換してもらったサラリーマンがいた。


「あっ、この間の」
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