思い出したい恋心 〜三十路女の甘え方〜


「ごめんね、本当に」


「いいって」


「年末…帰省しなくてよかったの?」


「んー」


「ごめんね、せっかくの休みなのに」


「大丈夫だって。香澄ちゃんがこっちにいるって言ってたから」


「ん?」


雄介さんは視線を少し私から外した。


「こんなことにならなくても、この休みは香澄ちゃんと一緒にいたかったんだよ」


「うわ」


「うわってなんだよ!」
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