SS男子の落とし方
「...余計なこと言ったら襲うって言ったでしょ。」


「余計なことだった?」


「いや、ギリセーフ。
だからこれで許してあげる。」

ちゅっと耳にキスを落として、ふっと私に息を吹きかける。

「ちょっ...」

耳を手で押さえてバッと逃げた。


「体調悪い奴を襲う趣味は無いから、今日は安心しろ。」



「今日はって...」


体調を心配してくれてるのか、くれてないのか...


「そうだろ?
これから先の俺らのことなんて分かんねぇ。」


咲也君の未来に私がいることが、ちょっと嬉しかった。
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