幕末に名をはせる者~short story~





あといるのは…刀。







いや、刀じゃ斬りぬくのは無理だ。








『トシー』






土「なんだ?」






『懐刀とかってある?』






土「持ってるが…何に使うん…」







『貸して!!』






土「ほらよ」





トシは言葉を遮ったことを多少怒っているのか、眉間にしわを寄せている。






でも、私はそんなことを気にしている暇はない。





シカトするがごめんよ。



























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