幕末に名をはせる者~short story~





『あの、すいませ~ん』






女中「はい?どうかされましたか?」






『かぼちゃってありますか?』






女中「かぼちゃですね、少しお待ちください」






『できるだけ大きいのが欲しいんですけど…』







女中「探してみます」






あればいいんだけどなぁ…。






しかも、オレンジの。






女中「お待たせしました~。そこまで大きくはないんですが…これならどうでしょうか?」





『それで大丈夫です!!ありがとうございます』






出てきたのは、オレンジ色のサッカーボールぐらいの大きさのかぼちゃ。








女中さん、わかってるね~。











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