私と兄の関係
「ねぇ、お母さん」

「あっ、そうだ。由梨と健斗に話したい事、あったんだ。あのね、明日から3日間お父さんと一緒に旅行に行こうと思うの。結婚記念日の記念に。それで3日間だけ家事を由梨と健斗にまかしていいかしら? もちろん、お土産も買ってくるから。お願い」

母さんが言った。

えっ、明日から父さんと母さんで旅行?

って事は、俺と由梨は2人っきり。

2人っきりとか緊張する……

「うん、いいよ。だから旅行に行ってきて。家事なら私とお兄ちゃんで交代でするから。ねっ、お兄ちゃん?」

「おお、いいよ。だから楽しんで帰って来てな」

俺は、言った。

「2人もありがとう。じゃあ、3日間だけお願いするわ。楽しんで帰って来るわね」

母さんが言った。

俺は、その夜なかなか眠れなかった。

次の日―

父さんと母さんが旅行に行く日。

俺と由梨は、見送りした。

「じゃあ、行って来るわね。くれぐれも火には、気をつけるのよ。後、戸締りもね」

「「分かってるよ」」

俺と由梨は、同時に言った。

だって母さんの口癖だもんな。

だからもう慣れたし……

「じゃあ、行って来るな」

母さんと父さんが行った。

「じゃあ、家入るか」

「うん」

俺と由梨は、家に入った。

2人っきりだから緊張する……

でも、どうせ俺は今日陽介と一緒にカラオケ行くからあんまり家に居ないからいっか。

俺は、カラオケに行く準備をした。

女の子も来るんだし、やっぱオシャレはしないとな。

俺は、髪とか綺麗に整えた。

服もいつもよりオシャレな服を着た。

もう、家を出ないとな。
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