私と兄の関係
「じゃあ、由梨。俺、陽介とカラオケ行って来るからな。出かけるならちゃんと戸締りしとけよ。じゃあ、行って来るな」

「うん。いってらしゃい」

俺は、家を出てカラオケボックスに行った。

「よっ、健斗。いつもより気合入ってるな。、まぁ、当然か。何だって合コンだもんな」

陽介が言った。

俺は、陽介の服装を見た。

何だ、この格好は?

って言うか14歳がとてもする服装じゃねぇな。

チャラチャラしすぎだし。

「おい、健斗。俺等は、高校生って言う設定だからな。向こうも高校生だから」

はっ!? 高校生?

「何でそう言う設定なんだよ。それにどっから高校生を集めたんだよ?」

「ちょっとした手違いでな。まぁ、そう言う事だからくれぐれも中学生って言うなよ」

手違い?

いちいちめんどくせぇな。

「分かったよ」

「じゃあ、行こうぜ」

俺達は、部屋に入った。

するともう2人の女の子は、待ってた。

「もぅ遅いよー」

げっ、ぶりっ子だし。

「ごめんごめん。おい、健斗も謝れよ」

「ごめんな……」

俺は、仕方なく陽介に合わせた。

「まぁ、いいよ。って言うか2人も本当にカッコイイねぇ。私、タイプー」

「えっ、そう? じゃあ、俺と付き合っちゃう?」

陽介が言った。

はっ!? そんなのアリ?

お前、葵ちゃんの事が好きなんじゃねぇかよ?

陽介って意外に軽い?

わりと女慣れしてるし……

しかも、こんな女と。

絶対、この女軽いし。



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