私と兄の関係
1人の子は、しゃべっているけどもう1人の子は、ずっと黙っていた。

「ねぇ、自己紹介しようよー。私は、安西エリカでこっちの子は、私の友達の清水由美。それでそっちも自己紹介して」

「よし、いいよ。俺の名前は、陽田陽介。んでこっちは、俺の親友の白井健斗。エリカちゃん、由美ちゃん宜しくね」

陽介がニコッと笑いがら言った。

「陽介かぁ。じゃあ、陽介一緒に歌おぅ」

「よっしゃー」

陽介と安西って言うやつと2人で歌っていた。

俺と清水って言うやつは、無言のままだった。

この子は、大人しいのかな?

何か話しかけてやらないと。

「安西って言うやつと仲良いんだよね?」

俺は、清水って言うやつに話しかけて見た。

「私に話かけないで」

清水って言うやつが大声で言った。

はっ!? 何で?

「何で?」

「とにかく話かけないで」

意味が分からないし……

陽介と安西って言うやつが歌い終わった。

「ねぇ、今度は健斗と歌いたいなぁ~」

健斗?

馴れ馴れしい女だな。

「あっ、悪りぃ。俺、帰るわ」

「おい、健斗」

俺は、陽介を無視して勝手に帰った。

ありえないし。

あんな軽い女と一緒に歌いたくないし……

って言うか、陽介も陽介だし。

陽介も何であんな軽い女を相手にするんだよ。

もう葵ちゃんの事、好きじゃねぇのかよ?

陽介があんなに軽いとは、思ってなかった。

俺は、帰って来てから機嫌を直すためにテレビをつけた。

って言うか疲れた。

俺は、いつの間にか寝ていた。
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