うさぎの涙、
周りから見たら私達は、
くだらなくて、
どうでも良い話ばかりしている馬鹿な二人にしか見えなかったかもしれない。
でもそんな関係が私には心地よかった。
周りから見たら、
ただの学生二人が、
学校帰りに寄り道している無駄な時間だったかもしれない。
でもそんな時間が私には大切な大切なひとときだった。
ねぇ龍?
龍もあの時、私と同じ気持ちでいてくれていましたか?
楽しい、って
無駄じゃない、って
大切だ、って
思ってくれていましたか?
いつこの時間が終わっちゃうんだろう、
いつ帰ろうって言い出すんだろう、
いつ時間だって帰っちゃうんだろう、って
考えてたのは私だけですか?
ずっとずっと
笑っていられたらって、
そんな単純な考えを
私は何も考えず祈ってしまっていた。