学校一のモテ男といきなり同居
「あたしも…そうだったよ。怖いこともたくさんあったけど…郁実と一緒だったから、毎日楽しく過ごせた。

郁実がいつもあたしの心の支えだったの」





「俺も。真央が心の中にいたから…ここまで、頑張れた。これからまた、不安にさせることがあるなら…ちゃんと言えよ。

伝えなきゃ、わかんないことあるし」





「わかった」





コクンと頷くと、郁実があたしの頭を一撫でする。





見つめられて、ドキドキする。





郁実もあたしも……





きっと、高校生のときから、なにひとつ変わってない。





変わってしまったのは…





ふたりを取り巻く環境なんだ。





起きてもいないことを疑ったり、相手を信じられなくなることが一番いけないこと。





そこを、いかにして乗り越えていくかが…これからの課題だよね。











「好きだよ…」




耳もとで囁かれて、甘い感情が溢れてくる。




目を閉じて、郁実のキスを受けいれる。




次々とキスの場所が変わる度に、ドキドキが増していく。




優しくて、愛情深いキス。




あたしも郁実が大好きだよ……。




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