なにやってんの私【幸せになることが最高の復讐】

 もう、どうにでもしてほしい。

「欲しいって言ってみな」

「!!!」

 いいい言えない。言えないよそんなこと。言ったこともないし! なにこのプレイ。

「言えないならこれで終わりにするけど」

「なんでっ、そんなっ...あっ」

 わざとだ。そうとしか思えない。熱く濡れているところにわざと押し当てたりして焦らしてくるから。

「言って」

 恥ずかしさに首を横に振れば、また愛撫の嵐を降らせてきて、

「俺は欲しいよ」


 ずるいよ。

 そうやって私を手のひらの上で弄んでいて。

「欲しいと思ってるのは俺だけなんだ?」

「ちがっ!」

 言い訳はキスで封じ込めららて、そんなことが聞きたいんじゃないって言ってる。


「......い」

「ん? 聞こえない」

「...ほし...い」

「です」


「...欲しい...です」

「もう1回言って」

「欲しい...です」

「見かけによらず、けっこう言うんだね」

「ちょっ...」

 
 そんなんじゃないのにーって思って、顔がボワっ、熱くなった。



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