なにやってんの私【幸せになることが最高の復讐】
いつの間にか冬山君といい感じになっていて、
ついこの前も軽井沢くんだりまで旅行に行ってきた。
そういやいきなり有休取ったときあったっけ。
それがそうだったのかもとか思ったり。
お土産もらってないんですけどとつっこめば、完全に聞いてないふりをして...。
なにはともあれだ、冬山君のゴリ押しにさすがの店長も参ったをしたらしい。
で、様子見期間(店長が勝手に言ってるだけ)でつきあうことにしたそうだ。
聞くところによると、断る間もなく毎日のようにメール、電話、それにプレゼント攻撃。
そりゃ気にはならない相手でも気になってしまうよね。
嫌いな相手じゃない限り、少しはその人のことを考えてしまっても不思議じゃない。
ここは冬山君の作戦勝ちということで。
「よかったじゃないですかっ」
「でも、あたし年下苦手なんだよね」
はい、強がり。
でも、そうでしたよねーって流す。
以前は『年下は嫌い』だったのなの、さっきは『年下は苦手』にまで言い方が変わったんだから、『年下は好き』になるのは時間の問題だろう。
顔もほころんでなんか前よりふわりとした雰囲気に変わったし、とげとげしかったところもまーるくなった気がする。
やっぱ恋愛って人を変えるんだなって、そう感じた。
人を好きになるってことはとっても素晴らしいことで、
恋することで元気にもなるし人に優しくもなれる。
愛情は与えてなんぼ。
愛が欲しくて待ってるだけじゃなーんにも起こらないってことを冬山君から教わった気がした。
好きなら好きでどんどん立ち向かうべき。
結果はどうであれ、それが自分の強みと経験に繋がるし、学んだことは次に生かしていけるんだから。
恋愛においてはマイナスになることはない。
それがもしも失恋でも、必ずプラスの動きがあるはず。
怖がりで弱い私にはここらへんでさよならしなきゃいけないなって、そう思った。