なにやってんの私【幸せになることが最高の復讐】

 1階に着くまでの時間はほんの1、2分なのに1時間のように感じた。


 1階に着いて扉が開いたた途端、私は足早に人混みに紛れてデパートの外に逃げ出して、


 そのまま駅まで一度も振り返らずに走った。



 そして、電車に乗りながら考えたこと、




 『いつどこで誰に会うか分からない。一瞬たりとも気を抜くな』ということだ。




 気を抜ける場所は...家の中だけだ。


 電車の心地よい揺れとは反対に私の心臓はドキドキしっぱなしだ。



 いつもニコニコ笑っているミッション第1日目......



 早々に失敗に終わった。



 気付いたことは一つ。


 今日も完璧だ! 

 と思える自分でいなければ、復讐対象相手と出会った時に、

 余裕を持って笑っていることは出来ないということだ。






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