秘蜜の秘め事
僕は一体何を…?

だけど口は、
「彼女の言う通り、その方がわかりやすくていいと思う。

僕は彼女の意見に賛成する」

勝手に動いていた。

僕の言葉に、
「いいんじゃね?」

「フルサワAとフルサワB、結構わかりやすいね!」

「よし!

男の方はAで、女の方はBで決まりだな!」

クラスメイトはうんうんと共感するようにうなずいた。

「ありがと」

騒ぐクラスメイトたちに混じって聞こえた小さな声。

その声に視線を向けると、古澤真琴は椅子に座っていた。
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