すっぴん★

「わかった。俺もそれまだは、無い知恵を絞ってみるよ」

俊介は素の意志を尊重する事にした。

二人のアクセサリーが、犯人の汚名から解放されて、フローリングに散
らばっている。

俊介が、アクセサリーの類を布の袋に入れ始めた。
素も、自分のアクセサリーを片付け始めた。

「じゃ、これで俺は失礼するよ」

アクセサリーを入れた袋をリュックに仕舞うと、俊介が立ち上がった。


「もう、帰るの。まだ、いいじゃない。何なら、泊まって行ってもいい
のよ」


素が俊介を強引に引き止めた。


「何もしないと、約束しただろう」
「じゃ、何もしないで泊まって行けば」


素は、俊介が帰ると言っても中々引き下がらない。

アレルギーの原因が全く分からない不安な気持ちで、素は夜を一人で過
ごしたく無かったから。




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