すっぴん★
素が店から出て来た。
「いいの、あった」
「まあね」
素が頷いた。
「ごめんね。手間を掛けて」
俊介がペコンと頭を下げた。
「いいよ。どうせ、私は新鮮な生野菜なんだから」
「その新鮮な生野菜が早く喰いてぇ」
と、言う事で、二人はホテル街のとあるラブホへ直行。
「ここには、よく来るの」
素が、ラブホテルの一室に入るや否や、第一声。
「来ないよ。だって、生野菜のような女性なんか、どこを探してもい
ないだろう」
「それもそうね」
二人は玄関スペースで立ち話。