すっぴん★
ここは、世界有数のリゾート地ワイキキビーチ。
二人は適当な場所に自転車を止め、海辺で戯れる事に。
コバルトブルーの海が眼前に広がる。
「こんな綺麗な海、見た事が無いわ」
素が、大きな溜息をひとつ。
「この砂。きめが細かくてさらさらだよ」
俊介は砂を両手ですくい上げ、その砂を指の間から下に落とした。
ここの砂は、まるで砂時計に入っている砂の様。
きめ細かい砂が、風になびくように流れて落ちて行った。
二人は、手を繋ぎ砂浜を海辺まで歩いて行った。
素は、ジーンズの短パンとTシャツ。
俊介は、バーミューダパンツとTシャツ。
海辺に着くと、二人は水を掛け合ってじゃれ合った。