すっぴん★
「ほうじ茶とチョコレート」
素の返答。
「あんたの好きなもんばっかりやな」
「そうなんよ」
素が、また溜息をひとつ。
「それから、どないしたん」
「ほうじ茶を実際に飲んで見た訳」
「・・・」
「実は、私も友達もほうじ茶が犯人でないかと、睨んでいた訳よ」
素の話を聞いた時、かおるは咄嗟に。
(友達って誰や。男か。女か。まさか、男ちゃうやろな)
こんな思いが、かおるの脳裏を過ぎった。
友達の正体を白状させよか迷ったが、かおるは深く追求しない事にした。
「ほうじ茶を飲んだらどうやった?」
かおるは胸に疑問を抱きつつ、当たり障りのない質問をした。