すっぴん★
「そうなったら、カンタッキーフライドチキンでも転職するよ」
「ええ、どういう意味」
「皴鳥うまいよ~」
俊介が、フライドチキンを食べる仕草をしてふざけて見せた。
「皴取りだって。失礼しちゃうわね」
二人は、周りの客の視線も気にせず笑い転げた。
「これからどうする」
俊介が、勘定を済ませ素に尋ねた。
「うちに来ない」
「いいの」
「おいしいワインがあるの。入籍結婚の前祝に、ワインで祝杯を挙げる
というのはどう?」
「いいね」
二人は、阪神福島駅のすぐ近くにある素の自宅へ。