すっぴん★
素の自宅に入るなり、俊介が。
「ああ、空気が旨い。大きく大きく深呼吸」
俊介が、大きく両手を広げて深呼吸をし出した。
「何、やってんだ」
素が呆れ顔。
「まるで、自宅に帰ったみたいだ」
俊介が、まだふざけている。
俊介の悪ふざけで、部屋の雰囲気は、超なごやかに。
「ちょっと、待っていてね。いま、ワインの用意をするから」
二人用の食卓テーブルの椅子に、自然に納まる俊介に素が呼び掛けた。
「俊介、ワインの栓抜いてくれる」
素が、ワインの白と栓抜きを俊介に手渡した。
「OK」
俊介が、ワインのコルクを栓抜きを使ってスポッと抜いた。