すっぴん★


バターン。


俊介は、逃げるようにかおるの部屋を出た。


空気が、事の外爽やかだった。
俊介は大きく息を吸った。


(ずぼらな女なんかと、金輪際・・・)


俊介が心に固く誓った。


俊介は後悔、また後悔。


むず痒い!


俊介が腕を見て見ると、ジンマシンのような小さな発疹が無数に出て
いる。


ずぶらな女は、大の天敵だ。
俊介の心身には、アレルギーの反応がはっきりと出ていた。






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