すっぴん★
「片付けが出来ない女性や、ずぼらな女性も基本的に駄目。部屋に
入ると、ゴミの山。足の踏み場も無い。よくこれで住めるよ。そん
な子って、流しなんか、決まって汚れてにゅるにゅる。ああ、身震
いするよ」
俊介がオーバーに身震いをした。
「そんな子、本当にいるの?」
「それが、いるのよ。それに、トイレはまっ黄色。便器には、トイ
レットペーパーがとぐろを巻いている。これなんか、最悪。ああ、
むかむかして来た」
「まあ、分からない事もないけど」
「それに、整形している女性。おっぱいや顔の中に、シリコンや異
物が入っていると思うと、想像するだけでもう駄目」
「それに・・・」
俊介はまだまだ言い足りない様子。
「まだ、あるの」
素は俊介を見て、如実に呆れた顔をした。