どんなに涙があふれても、この恋を忘れられなくて
次の日ー
冬休みに入り、心とは別れた寂寥感から
俺はいつまでもベッドから出なかった。
もう17時か。
携帯で時間を確認している時
携帯が鳴った。
【from:渉
話がある。いつもの公園で待ってる】
それは渉からだった。
いつもの公園というのは俺たちが小さい頃よく使っていた
近所の公園の事。
話というのは……
いや、考えるのはいい。
今は行くしかねぇ。
上着を着て外に出る。
外はとても肌寒かった。
「よお」
渉が指定した公園にはもう誰もいなかった。
「おう」