確信に変わるまで
「予定あるから」
「男もいねーのに予定なんかないだろ」
「大きなお世話よ!それじゃ」
捕まれてた腕をおもいきり振り払う。
しかし柳井はまだ何か言いたそうで口を開きかけたところに、柳井さ~んと甘い声が私達の元に飛んできた。
そこには体をくねくねさせながら近寄ってくる社内一のぶりっ子川田がいた。
一瞬だけ私に冷たい視線を浴びせた後、媚びた目と態度で柳井にアプローチする。
よくもここまであからさまに女を武器にするなんてある意味羨ましい。