愛してるよ、何よりも

「昨日まで友達だったんだよ…?それなのに、ころっと態度変わっちゃって…。それから地獄のような日々が続いた…。先輩からは毎日のように呼びだされて、叩かれたこともあったし…。上履きも運動靴も教科書もなくなっちゃうし…」


普通の高校生活を送りたかったなって時々思うことがある。


楽しい学校生活を送りたかったなって…。大人になった今でもそう思う。


「でもね…麗斗がいたからそんなことがあっても幸せだった…。麗斗は支えだったんだよ…?」


「美桜…」


「でも、麗斗が遊び半分で付き合ってるって知っちゃったから…。ごめんね…さっきの居酒屋で…逃げ出しちゃって。謝るの躊躇っちゃったんだ……。私が悪いの?って思って…。何も言わなかった私が悪いよね…さっきのまだ有効かな?今謝ってもいい?」


わざと最後の言葉は明るく言った。


そうでもしないと心がボロボロに砕けてしまいそうだった。





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