パツ子と甘えん坊くん。



「…じゅ、10回…くらい…?」



あやふやに答える小夏。



ほんとはもっとたくさん小夏に言ったんだよ、「好き」って。



でもいいよ、小夏が10回って言うなら。



「じゃあ、あの時の罰として10回小夏からキスして?」

「…えっ!?」



小夏の顔がリンゴみたいに真っ赤になった。



こういう時小夏は必ず…



「す、するわけないでしょ!バカ!あ、あたしから…キ、キスなんて!バカ!」



ツンが発動する。



知ってるよ、小夏が次どうくるかなんて。



だから俺は…


「あーあ。最初の告白、本気だったのに誰かが鈍感なせいで台無しになったな〜」



小夏の失態を掘り返す。



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