華の欠片
数日間私は痛みで起き上がれずにいたが
、次第に痛みも引いった。
私は男に言われた通りに抜け出す事なく
数日を大人しく布団の上で過ごした。
今出て行ったら色々と面倒くさそうだか
らだ。
寝ているだけで退屈で飽き飽きしている
私はいつになったらここを出られるのか
と考えていた。
「もうそろそろ、起き上がれます?」
ふと、沖田とかいう男がふすまを開け、
ずかずかと部屋に足を踏み入れる。
私が頷くや否や沖田が口を開いた。
「ちょっと僕のあとに着いて来て下さい
。あなたから詳しいお話を伺いたいので.
......あ、もう拷問なんていませんから安
心してください。」
「あゝ。分かった。
誤解を受けたままなのは私自身も納得が
いかんしな。」
私はそう言うと、立ち上がる。
痛みが完全に引いた訳ではないようだ。
まぁ、これくらいの痛みどおって事無い
のだがな......