片想いのカタチ *短編集*
「ここあー!」
誰かが私を呼ぶ声とバタバタと走ってくる音が聞こえた。
「……け、健人!?」
ものすごい笑顔で健人はこちらへ走ってきた。
彼は、同じクラスの草野健人。
男の子なのに身長が160cmと低め。顔は整っていてかっこいい。
「いいものもらったー!」
私の目の前にくると、しゃがんで机の上に腕と顔を乗っけた。
「なーに?」
健人は、しゃがんでいるから私より小さいことになる。
私は、少しだけ下の健人の目線に合わせた。