シンデレラのSweetなお時間
(普段は怖いけど、よく飲み会に誘われてるし…信頼はあるんだよね)
けどやはり無言の威圧感を持つ彼の隣で緊張感は消せないもので、気持ちを和らげるべく私はぐびぐびとビールを飲む。
「…安藤」
「はっはい!」
「少しペースが早いんじゃないのか?」
「すっすみません…」
「…いや、別に酒に強いのなら構わないんだが」
「……」
「……」
周りのにぎやかさに反して、二人の間だけは無言の空気。
(…な、なにか話題を…)
そう頭をフル回転させるものの、堅物と言われる澤村主任と地味な私。盛り上がりそうな話題など見当たらない。
「…ところで」
「はっはい!何でしょうか!」
すると突然呟かれた言葉に、私はピンッと背筋を伸ばす。