シンデレラのSweetなお時間
「ハルミさん、大丈夫でしたか?」
「あぁ、大喜びでOKだ。日曜の12時に駅前に集合だそうだ」
「……」
『アタシが最高の女にしてあげるわー!』とはしゃぐハルミさんの顔がいとも簡単に想像できる。
「あ、ありがとうございます…」
「礼を言うのはまだ早い」
小さく頭を下げた私に、澤村主任は伸ばした手で毛先についていた綿ぼこりをそっとつまむ。
「どんな出来になるか、楽しみにしている」
「……」
楽しみに、してる…なんて
そんな風に言われたら、
「…はい、」
今までの自分なら、変わって行くことに戸惑うだけだった。
けど、今は違う
常に変わって行きたいと願う。
まだ一人では難しいけれど
彼となら、変われる。
信じて前を向ける。