シンデレラのSweetなお時間



「レンタルファッションって…借りるんですか?」

「本来はね。撮影とかで使う衣装の貸し出しをしてるところなの。で、時々何度か使ってもう使わないってなった服を格安で売ってるのよ」

「古着、といったところか」

「そ。撮影に使うくらいだから美品だけどね」



(さすが…業界の人っぽい)



感心するうちにもガチャっとドアを開けて慣れた様子で入って行くハルミさんに続き、私たちも中へと入って行く。



「あっ、こんにちは。ハルミさん」

「どうも〜。いきなりだったのにありがとうねぇ」

「いえ、こちらこそ」



ずらりと服の並ぶ部屋の中、現れたのは私と同じ歳くらいの小柄な女の子。



「でね、今日はこの子に合うオフィス用の服を買いに来たの」

「あっ、よろしくお願いします…」

「よろしくお願いします」



ぺこりと頭を下げた私に、彼女もにこやかに頭を下げた。


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