シンデレラのSweetなお時間
「わざわざ送ってくれたんですか…?」
「あまりにもお前が泣くから、他の奴らに『責任をとれ』と押し付けられたんだ」
「そうだったんですか…すみませ…うぷっ」
「飲み過ぎだ。部屋に入るまで我慢しろ」
込み上げる吐き気と戦いながら、ようやくついた自宅。おぼつかない手で鍵を開けドアを開けると、そこにはがらんとした一室が広がる。
「…本当に何もないな」
「そうなんです…笑えちゃいますよねぇ」
あはは、と笑いをこぼしてみてもその声は虚しく暗い部屋に響くだけ。