シンデレラのSweetなお時間
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カシャ、カシャ…
「……」
その日の夜、いつものスタジオではいつものように行われる撮影。
「……」
響くシャッター音に、光るフラッシュ。無言の中にも伝うものが、独特の緊張感を生み出す。
「…、」
そんな中、航さんはカメラを下ろして気に食わなそうに首を振った。
「…ダメだ」
「?何がですか?」
「お前の顔が」
「えぇ!?」
か、顔!?
「そ、そうは言われましても顔は変えられないといいますか…で、でも整形はさすがに…」
「ちげーよ。表情、の方の意味だ」
「表情…?」
カメラの中のデータを確認しながら眉間にシワを寄せる航さんに、私は下着姿でベッドに座ったまま首を傾げる。