シンデレラのSweetなお時間
使えなかったら即クビって…折角勇気出して着替えたのに…!!
どうすればいいか分からず、チラ、と見上げた先には真顔のままの彼の顔。
「わ、私はどうすれば…」
「特に何をする必要もない。ぼんやりとあっちこっちを見ていればいい」
「カメラ見て笑ったりとか出来ませんけど…」
「笑わなくていい。お前は下着を魅せることだけに集中しろ」
「下着を魅せる…?」
呟いて、その指はそっとランジェリーの肩紐に触れる。
「その下着を一人でも多くの人に手にとって貰えるよう、その為の景色の一部になるんだ」
「……」
そして、トン…と背中を優しく叩く大きな手。
「自信を持て」
勇気付けるような、背中を押す手
不思議と安心する体温
「…はい、」
それらに一歩、歩き出す足