シンデレラのSweetなお時間







「…よし、終了」

「…、」



その言葉を合図に下ろされたカメラ。

瞬間吐き出すのは、安堵の息



(お…終わった)



あれから衣装を三度着替え合計4枚分の撮影を終えた私は、最後の衣装であるライトブルー色のランジェリーを身につけベッドの上で胸を撫で下ろした。



「お疲れ様、文乃ちゃん」

「ハルミさん…ありがとうございます」



ガウンを羽織らせてくれるハルミさんに、続いて澤村主任が近付く。



「わ、私…大丈夫でしたか?」

「あぁ。航が最後まで撮影したのが何よりの証拠だ」

「……」



その言葉に視線を向けると、航さんは機材を片付け始めながら口を開いた。



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