シンデレラのSweetなお時間
「…、」
白い壁を見つめて、爪先へ視線を落とす。
不意にレンズを見つめれば、そんな私の一瞬一瞬を逃さないようにシャッター音が追いかけてくる。
どうして澤村主任が、私を選んだかはわからない。
だけど
『大丈夫』
『自信持て』
そう言って、背中を押してくれるから
(…不思議)
怖くなんてない
寧ろ、心地良さを感じてる
ーカシャ、カシャ…
「…航、楽しそうねぇ。あの子もあんなに堂々として、さっきまでのオドオドしてたのが嘘みたい」
「…そうだな」