シンデレラのSweetなお時間



ー…



翌日、仕事を定時で終えた私はその足で先日と同じスタジオへと向かった。



(澤村主任は少し遅れるって言ってたっけ…)



会議に細かい仕事に…忙しい立場の人だもんね。

仕方ないとは思うものの、あの二人と三人だけで居ると思うと余計緊張してしまう。



けど、やらねば!

頑張るって、決めたんだから!



そう私は右手に持った主任から渡された衣装の入った紙袋をぐっと握って、スタジオのドアを開ける。



「お、お疲れ様です…」

「おー」



するとそこにいたのは、一人機材をセットする航さん。相変わらず、顎には無精髭が生えたままだ。



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