シンデレラのSweetなお時間



「……」



ーふと気付けば定時はとっくに過ぎ、先輩たちは皆帰っていることに気付く。



(あれ?今何時…)

見上げた時計は夜9時を越えており、窓の外は真っ暗。その光景から残業してしまっていたらしい。



前までは家に彼がいたから定時近くになると早く帰りたくて仕方なかったけど、一人となった今では早く帰っても仕方ないし…でもいつまでも会社にいるわけにもいかないもんね。

そう書類をまとめパソコンの電源を落としては、私は席を立つ。



すると突然、ガチャッと開けられるオフィスのドア。



「?誰かいるのか?」

「!」



その声に驚き見れば、そこにいたのは澤村主任。彼はこちらを見て少し意外そうな顔をする。



< 86 / 273 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop