シンデレラのSweetなお時間



「お、お待たせしました」

「…あぁ」



コートを着て会社のビルのロビーへおりて行くと、既に待っていた澤村主任と合流し建物を出る。

外は、明かりが光る夜の街

秋の終わりの空気は少し冷たく頬を撫でた。



「……」

「……」



一緒に歩き出すものの、スタスタと歩く長い足を必死に追いかけるように早足でついていく。



「…歩くの、早いか?」

「いえ!大丈夫で…わっ」

「……」



つまずきながら後を追う私に、大丈夫ではないと悟ったらしくその足のスピードは緩められる。




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