シンデレラのSweetなお時間
「わっ…可愛い!猫ですか!」
「あぁ。二歳のオスだ」
「可愛い〜…」
同居人、というのもその猫のことらしく
綺麗な顔立ちの黒猫に、思わずメロメロになる。
「猫、好きなのか」
「はいっ。でもうちのアパート動物禁止で…」
「そうか。なら今度見に来ればいい」
「えっ、いいんですか!?」
「あぁ。俺に似ないで人懐こい猫だから、あいつもきっと喜ぶ」
「やったぁ、嬉しいです」
喜ぶ気持ちを隠せず笑う私に、澤村主任の顔からも小さくこぼされる笑顔。
(わ…)
柔らかいその表情に、また胸が小さく鳴る。