シンデレラのSweetなお時間
「可愛い…」
ソラくんは先程同様じーっと私を見上げて、揺れる私の髪の毛先にじゃれるように遊び出す。
「ふふ、気になるんだねー」
「何にでもちょっかい出すからな。メガネ、気をつけろよ」
「は、はいっ」
その口ぶりからおそらく彼のメガネも被害を受けたのだろう。私はバッとメガネを守るように押さえた。
「コーヒーでよかったか?」
「はい、ありがとうございます。いただきます」
「それと、コートくらい脱いだらどうだ?」
「へ?でも…」
「本当に猫だけ見て帰る気か?」
「……」
呟いて、スル…と解かれるネクタイ。