君が好き。2~大好きな彼と結婚する方法~
副社長秘書になりたての頃、何度かそんなことがあってブッキングしては平謝りして。その打開策として前日に必ず次の日のスケジュール。連休前には三日分のスケジュールを渡すようにしている。
「因みに明日の分もできてますので、今渡しておきますね」
「わぉ。さすが櫻田さん。相変わらず抜けがないねぇ」
「ありがとうございます」
受け取ると早速明日のスケジュールに目を通す副社長。
「ありゃりゃー。明日は朝から大変だ。大事な会議に夜はオープニングセレモニーへの出席かぁ。見事に俺の嫌いな仕事内容だね。...まさか櫻田さん、俺が嫌いだからわざとこんな嫌がらせ的なスケジュールを組んだの?」
「なっ!そんなわけありません!第一会議もオープニングセレモニーへの招待も以前から決まっていたことじゃないですか!」
嫌いって部分だけは否定できなくもないけど、とんだ言い掛かりよ。
「あはは!冗談だって。そんなこと分かってるよ。全く櫻田さんってばすぐむきになっちゃうんだから」
「うっ...!」
やだやだ。本当に副社長の言う通りだわ。いい加減副社長の性格を把握して、橘さんみたいにうまくかわせるようにならないと。
「来週はいよいよお見合いだしなぁ。本当にやだ」
そう言うと副社長はまるでテストを嫌がる子供みたいに机に項垂れる。
「そんなこと言ってドタキャンだけは絶対にしないで下さいね?それに写真を拝見しましたが、素敵な女性ではないですか。副社長には勿体ない方だと思いますよ」
「ちょっと櫻田さん、さらっと失礼なこと言うね!...向こうから断ってきてくれるといいんだけどな」
...前から思っていたんだけど、副社長ももう40歳。会社の次期トップとして今までにだって何度も縁談の話はあったはずだし、後継者問題もあるはずだし。
なのになんで今も独身で、副社長本人もこんなに結婚願望がないのかしら。
こうやって見ると、別に顔も悪くないし経営者としての実力もあるんだから、モテないわけではないと思うんだけど。
「因みに明日の分もできてますので、今渡しておきますね」
「わぉ。さすが櫻田さん。相変わらず抜けがないねぇ」
「ありがとうございます」
受け取ると早速明日のスケジュールに目を通す副社長。
「ありゃりゃー。明日は朝から大変だ。大事な会議に夜はオープニングセレモニーへの出席かぁ。見事に俺の嫌いな仕事内容だね。...まさか櫻田さん、俺が嫌いだからわざとこんな嫌がらせ的なスケジュールを組んだの?」
「なっ!そんなわけありません!第一会議もオープニングセレモニーへの招待も以前から決まっていたことじゃないですか!」
嫌いって部分だけは否定できなくもないけど、とんだ言い掛かりよ。
「あはは!冗談だって。そんなこと分かってるよ。全く櫻田さんってばすぐむきになっちゃうんだから」
「うっ...!」
やだやだ。本当に副社長の言う通りだわ。いい加減副社長の性格を把握して、橘さんみたいにうまくかわせるようにならないと。
「来週はいよいよお見合いだしなぁ。本当にやだ」
そう言うと副社長はまるでテストを嫌がる子供みたいに机に項垂れる。
「そんなこと言ってドタキャンだけは絶対にしないで下さいね?それに写真を拝見しましたが、素敵な女性ではないですか。副社長には勿体ない方だと思いますよ」
「ちょっと櫻田さん、さらっと失礼なこと言うね!...向こうから断ってきてくれるといいんだけどな」
...前から思っていたんだけど、副社長ももう40歳。会社の次期トップとして今までにだって何度も縁談の話はあったはずだし、後継者問題もあるはずだし。
なのになんで今も独身で、副社長本人もこんなに結婚願望がないのかしら。
こうやって見ると、別に顔も悪くないし経営者としての実力もあるんだから、モテないわけではないと思うんだけど。