君が好き。2~大好きな彼と結婚する方法~
でないと、本当に体調崩しちゃうわよ。
「…早く運命の人と出会えるといいですね」
昨日言っていた運命の人に。
目の前で弱っている副社長を目の前に、そう願わずにはいられなかった。
ーーーーーー
ーーー
「んー…、よく寝た」
「副社長、お熱計って下さい」
「はいはい」
夕方四時過ぎ。
病院から戻り約束通りおかゆを食べ薬を飲んだ副社長は、ソファーの上で休んでいた。
副社長は平気そうに振る舞っているけれど…。
「はい、計ったよ」
計り終わった体温計を受け取り見ると、38.0℃。
確かにさっきよりは下がったけど、とてもじゃないけど平熱ではない。
「…あの、本当に大丈夫なんですか?まだだいぶ高いですけど…」
「え?全然平気だよ。平熱だし」
「どこがですか!!」
平気と言い切り、いそいそと出かける準備を始める副社長。
「櫻田さんは心配しすぎ。俺を誰だと思っているのさ」
そんなこと言ったって具合が悪い人にはかわりない。でも...。
「それに櫻田さんがそばにいてくれるんてしょ?なら大丈夫」
「副社長...」
やだ、なにこれ。
「さて、汗かいたし着替えたいから一度出てもらってもいいかな?」
「はっ、はい!外で待ってますね」
慌てて副社長室を出る。
「別に見たいならいいよ」そう呟いたいつもの副社長の冗談にも答えることなく。
「…早く運命の人と出会えるといいですね」
昨日言っていた運命の人に。
目の前で弱っている副社長を目の前に、そう願わずにはいられなかった。
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「んー…、よく寝た」
「副社長、お熱計って下さい」
「はいはい」
夕方四時過ぎ。
病院から戻り約束通りおかゆを食べ薬を飲んだ副社長は、ソファーの上で休んでいた。
副社長は平気そうに振る舞っているけれど…。
「はい、計ったよ」
計り終わった体温計を受け取り見ると、38.0℃。
確かにさっきよりは下がったけど、とてもじゃないけど平熱ではない。
「…あの、本当に大丈夫なんですか?まだだいぶ高いですけど…」
「え?全然平気だよ。平熱だし」
「どこがですか!!」
平気と言い切り、いそいそと出かける準備を始める副社長。
「櫻田さんは心配しすぎ。俺を誰だと思っているのさ」
そんなこと言ったって具合が悪い人にはかわりない。でも...。
「それに櫻田さんがそばにいてくれるんてしょ?なら大丈夫」
「副社長...」
やだ、なにこれ。
「さて、汗かいたし着替えたいから一度出てもらってもいいかな?」
「はっ、はい!外で待ってますね」
慌てて副社長室を出る。
「別に見たいならいいよ」そう呟いたいつもの副社長の冗談にも答えることなく。