君が好き。2~大好きな彼と結婚する方法~
もう本当、どうしようもなく好きだなって思い知らされるよ。

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「…じゃあいい返事を待ってるよ」

「ありがとうな、忙しいときに」

高校時代の友人、田中と別れオフィスを後にする。

少し歩きさっきまでいた五階建てのビルを見つめる。

田中が始めた事業はネット通販販売。大したものだ。数年でここまで大きくしたんだから。

正直直接田中から話を聞けてよかった。電話越しでは分からなかったこともあったし、現実感がなかったから。

「転職…か」

前を向き夕方のオフィス街を歩き出す。

大学を出て今の会社に入社して。ずっとインテリア関係の仕事をしてきた。好きだし不満なんてない。…だけど一度しかない人生。違う仕事をしてみるのもいいのかもしれない。

そんなことを考えながらも歩いていると鳴り出すスマホ。
それは意外な相手からだった。

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「…失礼します」

「どうぞー」

ノックするとすぐに聞こえてきた声。緊張しながらもゆっくりとドアを開ける。
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