君が好き。2~大好きな彼と結婚する方法~
そう言いながら私を見つめてくる副社長。真剣な眼差し。
その瞳はとても冗談を言ってるようには見えなかった。
「…はい」
そんな風に言われたらこう言うしかないじゃない。
「うん…ならよろしい。何に悩んでいたかは分からないけど、俺は君の上司でこれからもずっとパートナーなんだから、なんでも相談するように」
「……」
「返事は?」
「あっ、はい!!」
そっか…。そうだよね。副社長の言う通りだ。
私と圭吾さんはこれからずっと一緒に生きていくパートナーなんだ。
ならなんでもちゃんと話さないと。こうやっていつまでも一人でうじうじ悩んでいたって仕方ないじゃない。
「ありがとうございます、副社長」
「えー、なになに?急に。もしかして櫻田さん、俺に惚れちゃった?」
残りのケーキを食べながら、からかうようにそう言う副社長。
「いえ、副社長でもたまには役に立つような言葉を言って下さるんだなって思っただけです」
「…だから櫻田さんって好きなんだよねー」
「それはありがとうございます」
からかってきたから、つい可愛げのないことを言ってしまった。
でも「ありがとう」って言葉には嘘はない。
私、大事なことを忘れていたよ。
「副社長、早く食べて会社に戻りましょう」
そうと決まればさっさと仕事を片付けないと。
「うんうん、いつもの櫻田さんだね。よし!戻りたくないけど仕事に戻ろうか」
「もちろん私の仕事、手伝ってくれるんですよね?」
「え?俺そんなこと言ったっけ?」
その瞳はとても冗談を言ってるようには見えなかった。
「…はい」
そんな風に言われたらこう言うしかないじゃない。
「うん…ならよろしい。何に悩んでいたかは分からないけど、俺は君の上司でこれからもずっとパートナーなんだから、なんでも相談するように」
「……」
「返事は?」
「あっ、はい!!」
そっか…。そうだよね。副社長の言う通りだ。
私と圭吾さんはこれからずっと一緒に生きていくパートナーなんだ。
ならなんでもちゃんと話さないと。こうやっていつまでも一人でうじうじ悩んでいたって仕方ないじゃない。
「ありがとうございます、副社長」
「えー、なになに?急に。もしかして櫻田さん、俺に惚れちゃった?」
残りのケーキを食べながら、からかうようにそう言う副社長。
「いえ、副社長でもたまには役に立つような言葉を言って下さるんだなって思っただけです」
「…だから櫻田さんって好きなんだよねー」
「それはありがとうございます」
からかってきたから、つい可愛げのないことを言ってしまった。
でも「ありがとう」って言葉には嘘はない。
私、大事なことを忘れていたよ。
「副社長、早く食べて会社に戻りましょう」
そうと決まればさっさと仕事を片付けないと。
「うんうん、いつもの櫻田さんだね。よし!戻りたくないけど仕事に戻ろうか」
「もちろん私の仕事、手伝ってくれるんですよね?」
「え?俺そんなこと言ったっけ?」